2008/05/27

silent hell

アラドバックステージ 悲鳴の洞窟調査
4月23日初稿。
5月27日更新。



アラド暦997年頃の悲鳴洞窟


「シロッコと遭遇したアラド大陸の猛者たち」


バン -BHAN-
種族:人間
性別:男性
年齢:17歳(洞窟調査当時)
所属:デ・ロス帝国(剣士)


バン1

バン2

愛用の武器は小剣。
帝国の為に働いている若きウェポンマスター。
剣術の腕前は相当なレベルにあったが、長い間これ以上成長しない自分に対して苛立ちを隠せずにいた。
そんな最中、悲鳴洞窟の調査隊の募集の話を知り、これに志願して参加する。
短い髪に明るくて陽気な性格だが、帝国エリート特有の鼻っ柱の強さが少し滲んでいる面も。
普段の行動は節制されて品格があるが、考え方や話し方は自由奔放な少年である。
妻の名前はエミリエ(EMILIE)。

「自分は魔法使いが嫌いです。だから、ルネ殿も嫌いだ」 - バン
「ルネ、あなたと同じ組になりましたが、別れて行動した方がいいではないでしょうか」 - バン
「ルネ…自分の仕事は自分でやったらどうだ…?」 - バン
「見たところ……容易い相手ではなさそうな」 - バン
「剣を大切にし、無闇に捨てたりしないなら、それもまた君を強くしてくれる」 -バンが後輩達に残した語録から

 →デ・ロス帝国についてはアラド大陸の国家と勢力参照




アガンゾ -AGANZO-
種族:人間
性別:男性
年齢:35歳(洞窟調査当時)
所属:なし(最強の冒険者)


アガンゾ1

アガンゾ2

成人男性の身の丈ぐらいはある巨大な大剣を使い、剣術の腕においては他の追随を許さない。
物静かで口数は少なく、はじめて会う人間は信用せず、寝る場所も警戒して選ぶという慎重な性格。
人通りの少ない閑静な場所を好み、ひとつの場所に留まることを良しとせず、大陸各地を一人で渡り歩く。
頼み受けた仕事のためエルブンガードに向かう道中で、偶然にロキシーと出会う。
邪悪な気配に導かれて悲鳴洞窟にやって来た際に、ちょうど洞窟の調査へやって来たバン一行と出会い合流する。
第5使徒シロッコとの戦闘では対等な戦闘能力をみせるが、シロッコの精神支配によって殺されそうになるところをロキシーに救出される。
ロキシーの死後、カザン症候群に対して興味を抱き、世界中を歩き回ってその現象と治療法を研究する。

「ほう、ダークエルフにもカザン症候群とは…」 - アガンゾ
「わ、わかった、わかった! 君の近くには行かないから、心配はいらないって!」 - アガンゾ
「ちっ、発作か。鎖の力で制御するにはもう遅くなってしまったのか?」 - アガンゾ
「何も考えず、生きる事だけを思う。そうすれば貴様と俺のどちらかは死ぬだろう」 - アガンゾとロキシー
「ロキシー、逃げるんだ!」 - アガンゾ
「ロキシー……ダメだ! 絶対に鎖を解いちゃダメだ!」 - アガンゾ
「ロキシー……君を忘れないよ」 - アガンゾ
「ロキシー…君は何処へ行って、壊れたショルダーだけが残っているのか…」 - アガンゾ
「私が昔、愛していた人がいたみたいだが思い出せない。いったい誰だったかね?」 - アガンゾ、ウーに





ロキシー -ROXY-
種族:ダークエルフ
性別:女性
年齢:?歳(洞窟調査当時)
所属:なし(鬼剣士)


ロキシー1

ロキシー2

カザン症侯群にかかっているダークエルフ(黒妖精)。
典型的なダークエルフ特有のがめつく、陰険な性格の持ち主。
自分の病気を直すために大陸をあちこち彷徨う中、無一文になり仕方なく追い剥ぎ行為を繰り返してるところでアガンゾと出会う。
彼との決闘の最中で手に負えなくなりカザン状態になってしまい、彼に静止されるとその後はアガンゾに付きまとう 。
変色した腕を人前に晒したがらず、常にヒジまでの長さの手袋をつけている。
普段の行動とは違って悲鳴洞窟でアガンゾが生命の危機に窮した際、自らカザン状態を発動して第5使徒シロッコに致命傷を与えるが彼女も致命打を受け死ぬ。

「あたしの腕を直してくれ、冒険者よ。長く生きたいんだ…」 - アガンゾに、ロキシー
「あっ、はっ、ち、近づいたら殺してやる。とっとと消えちまえ!」 - ロキシー
「アガンゾ…貴方に会って、目が覚められること、再び朝が来ることこそが幸せだってわかったよ」 - ロキシー
「ごめん。あたしの命より、あなたのことがちょっとだけ…大事なのよ」 - ロキシー
「これで殴ったつもりかい? くすぐったのじゃなくて? もっと強く殴ってみなよ、さぁ!」 - ロキシー、暴走して
「ク、クソッ! クソ…どうしてこんな事になっちまったんだ……」 - ロキシー、最後の台詞

 →カザン、鬼剣士については呪われた腕参照
 →ダークエルフについては闇夜の妖精参照




シラン -SIRAN-
種族:人間
性別:男性
年齢:37歳(洞窟調査当時)
所属:スジュ国(風来の剣士)


シラン

愛用武器は刀で、普段は竹刀を使って戦う。
若い時分、長髪に灰色の一張羅を身につけアラド各地を転戦しながら名前をあげた剣士。
スマートな外貌に反しスジュ東部出身者で訛りが酷く、お節介焼きでよく喋り、人に直言するタイプ。
ただ一人の弟子としてウーという女性を傍においていた。
以前に耳を負傷し聴力が弱い為、小さな声はよく聞き取れなくなっており、自分の声も聞こえにくいので大声で話すクセがある。

「なんでややこしく生きようとすんねん?」 - シランが言う、バンに
「ウーや、早よ池に映る月を斬ったれ」 - シラン
「ほな、ただでさえオーガ面しとるやつが、力までオーガになりたいんか」 - シラン
「魔法攻撃力は自然とどんだけ身近なんかにかかってるわ」 - シラン
「癪に障る堅物はこの刀で斬ってもーたわ」 - シランとブワンガの会話から
「よっこらしょと。若いのはええな。こない剣を思うがままに振り回して」 - シラン
「重くて潰されそうや…この重さに勝つためには、うちが鍛錬するしかなさそうや」 - シランとブワンガの会話
「なんや、なんや、あいつ?キンキラキンの剣持ってるわ」 - 刀の達人シラン
「早よならな、ま、死ぬで」 - シラン

 →スジュ国についてはアラド大陸の国家と勢力参照




ウー -WOO-
種族:人間
性別:女性
年齢:24歳(洞窟調査当時)
所属:スジュ国(見習い剣士)

シラン唯一の弟子といわれている。
幼い頃から口うるさい師匠に耐えてきたほど修養が深くて、慎重な性格の女性。
数多くの言語を話すことができ、また書道や水墨画にも才がある。
現在はショナンの王宮で暮らしている。

「憂わしい事態です」 - ウー、シランに
「師匠、あんなバカでかい剣を使う者もいますね」 - ウー

 →ショナンについてはアラド大陸の国家と勢力参照




ブワンガ -BWANGA-
種族:人間
性別:男性
年齢:25歳(洞窟調査当時)
所属:バントゥ族(族長)


ブワンガ1

ブワンガ2

ブワンガ3

愛用武器は鈍器。
バントゥ族のリーダー。
荒れ果てた寂しい北の大地からやってきた。
自信家で野心があったが、正しき正義を持つ人物。
心の闇の部分を持っていなかった為に、第5使徒シロッコとの対決でも精神支配の影響を最も受けずに済んだ。
頭の回転が意外と早く、巨大部族の族長らしく困難に対しても強い意思を持って挑む。
それとなく威圧感を出しているので周りからは恐れられるが、最後には何事も豪快に笑い飛ばす楽観的な性格。

「俺はデ・ロス帝国を倒す! スジュ国? スジュもバントゥにとっての障害となるなら排除するのみだ」 - ブワンガが言う、シランに
「神が下した最高の刑罰、地獄。それを耐え切れる存在は果たしているのだろうか」 -ブワンガ、武器の威力に戦慄しながら
「聖なる狼の神の御前で汝がバントゥ戦士の儀式を通過した事を認める」 - バントゥ族長ブワンガ

 →バントゥ族についてはアラド大陸の国家と勢力参照




ケイン -KANE-
種族:人間
性別:男性
年齢:中年(洞窟調査当時)
所属:デ・ロス帝国(調査隊リーダー)

悲鳴洞窟に派遣されたパーティ「ミスト」のリーダー。
粗暴で過激な性格で知られており、この時期のアラド大陸で悪名高い剣士の一人。
悲鳴洞窟の入り口が封鎖され閉じ込められた後、他のメンバーたちを統制しようとするが、一部のアウトサイダーを生み、意見の合わない彼らを殺そうとする。
第5使徒シロッコとの対決であえなく敗退する。
死後、スカルケインとなって洞窟内に留まっている。

「空中を制するものが勝利する」 - ケイン




ルネ -LENE-
種族:人間
性別:女性
年齢:20代前半(洞窟調査当時)
所属:デ・ロス帝国(魔法使い)

バンらとともに帝国から派遣されたが、内輪揉めの騒動の中でケイン側につき生き残ろうとする。
聴力が非常に発達しており、歩く音で人を判別したり、動脈の音でメンバーの位置を把握することができる才能の持ち主。
レイバーンに殺されてしまうが、「悲鳴洞窟の悪魔」の正体を把握する手がかりを提供してくれる人物。

「おや、坊やのくせにカワイイこと言ってくれるじゃない、バン~。待ちなさい、お姉さんがかわいがってあげるから」 - ルネ
「バン! クルステを獲ってちょうだい!」 - ルネ





カランブー -KAREMBEU-
種族:ドワーフ
性別:男性
年齢:?歳(洞窟調査当時)
所属:なし(洞窟在住)

悲鳴洞窟に住んでいる間抜けなドワーフ。
発音があまり巧くなく、いつも憮然とした表情なので対話は易しくない。
洞窟へ調査しに来た人間たちの案内者役をしており、バン一行と出会って道案内を務める事になる。
(現在はボツになった可能性のあるキャラ)






「関連用語解説」


・悲鳴の洞窟(地名)
ヌゴルたちが暮らしていた巨大な地下洞窟。
ヌゴルが地中を掻きわけながら移動する際の音が人間の叫び声のように聞こえる為、悲鳴洞窟という名前がつけられた。
アガンゾを含めたアラド大陸の歴史に名前を残した強者たちが一同に集まった非常に意味がある場所でもある。




・第5使徒シロッコ(人物)
温暖な気候の中でしか生活できないシロッコだったが、悲鳴洞窟付近へと転移され、そこで死ぬような苦痛に苛まれながら洞窟に棲むヌゴルたちを全滅させる。
やがて洞窟の異変に気づいた人間達が洞窟へとやってくる。
帝国から洞窟調査へと派遣されてきたバンたちや、邪悪な気配を感じてやってきたアガンゾとロキシー、風来坊シランとその弟子ウー、バントゥ族長ブワンガなど。
彼ら歴戦の冒険者たちと壮絶な戦いを繰り広げ、その多くを退けるが、最後はカザンに支配された鬼剣士ロキシーによって倒されたと伝わる。
あれから十数年、悲鳴洞窟から再び悲鳴に似た声が聞こえ始める。
そして洞窟の奥からは邪悪な気配が…。
 →シロッコについては9人の使徒参照




・巨大虫ヌゴル(生物)
雌雄同体。
悲鳴洞窟に数百年前から生息している巨大な虫。
数メートルを超える大きさの頭部を囲むように鋭い歯が生えている。
基本的にエサを食べなくても土から栄養を摂ったり、急な場合には幼虫を生み、それらをすべて食べる方法で生存することが可能だが、エサとなる人間たちを発見すれば狂ったように襲い掛かる。
悲鳴洞窟に転移されたシロッコによってすべて滅ぼされたが、最近の転移による世界の混乱によってシロッコの怨念が転移されてヌゴルは蘇り、シロッコの物質変異の能力によって以前にも増して遙かに恐ろしい変種となって帰ってきた。