得点:17' 本田圭佑、30' 遠藤保仁、81' ヨン・ダール・トマソン、87' 岡崎慎司

引き分け以上の結果でグループリーグ2位が確定し、決勝トーナメント進出が決まる日本。
第1戦、第2戦に続いて同じスタメン。
立ち上がりはいつもは右サイドの松井を左に、左サイドの大久保をトップ下にして、長谷部を右へという岡ちゃんいわく「4-2-3-1」という布陣。
本田
大久保
松井 長谷部
遠藤 阿部
長友 田中 中澤 駒野
川島
↓主力選手からの希望もあって、前半途中にこれまでの形に戻す。
本田
大久保 松井
遠藤 長谷部
阿部
長友 田中 中澤 駒野
川島
立ち上がりから「勝ち」が必要なデンマークの攻撃で嫌な時間帯が続いたけど、早い時間に日本がゴールを奪えたのが今日の勝因。
右サイドの遠い位置からのFKを、本田が得意の無回転シュートでワールドカップ2ゴール目を決める。
選手の比較とかはあまりしたくないけど、この大会で主役の座が本当の意味で中村俊輔から本田に変わった瞬間を見た気がした。
24日が俊輔の誕生日だったのもまたドラマチックな要因のひとつかも知れない。
とにかくこの試合の本田はFK以外も調子がよくて、自信を持ってプレーしてる姿がホント頼もしい。
前半30分にはゴール前の絶好の位置のFK。
今度も本田が蹴るのかと思いきや、ヤットがこれまたキレイなFKを決めて、日本が2-0がリード。
正直この得点で日本のGL勝ち抜けは決まったね。
得失差で日本に負けているデンマークは、勝たなきゃいけないこの試合で3ゴールが必要になったので、ちょっと意気消沈してしまったように見えた。
後半は早い時間からデンマークが仕掛けて来て、パワープレー気味になったので前回大会のオーストラリア戦の悪夢が一瞬頭をよぎったけど、今の日本の守備時の集中力の高さはかなりすごい。
特に今日は中澤が大活躍で、これまで闘莉王頼みの感が強かったDFラインだったけど、頼れる男が帰ってきたといったところ。
彼はスピード面と足元はちょっと不安だけど、長身選手への対応は本当に上手いから、そういった面でも持ち味を発揮したね。
個人的にはMOMはボンバーだと思った。
まあ川島と長友は毎試合大活躍なので、褒めるのを忘れるぐらい。
デンマークのPKは時すでに遅しの感が強かったし、日本の3点目も勝敗には関係ないところだったかな。
疲れてる時間帯のはずだけど、あの時の本田のプレーはすごかった。

サッカーファンにとっては決勝Tからが「本当のワールドカップ」というけれど、強豪国同士の対戦を見る楽しみに加えて、日本を応援することができるというのはやっぱり幸せだよなと思う。
日本の次の相手はパラグアイ。
GLでは今大会で調子が悪いといわれる、ヨーロッパ勢、アフリカ勢と戦ってきたわけだけど、好調の南米勢、しかもちょー難敵のパラグアイが相手だと今の日本でも厳しいだろうな。
一般マスコミ的にはセレソンやアルヘンのようなビッグネームの方が取り上げやすかったんだろうけど、グアラニーズは南米で一番勝ちにくい国だと思うよ。
F組でも3戦負けなし1失点という「らしい」成績で1位通過。
GLと違って、これからは負ければ終わり、点を獲らないと先へ進めないという条件が出てくる以上、日本もある程度攻撃の形が求められることになる。
今日みたいに早い時間帯に、しかもセットプレーという(日本にとっては)最高の形で先制できれば勝つ可能性も高くなるけど、いつも幸運が味方するとは限らないからね。
まあ最悪PK戦まで持ち込んで勝つというのもアリだけど、オシム爺ちゃんみたいに心臓に悪いし、見たくないな。
つーか、前回王者のイタリア、準優勝国のフランスという僕ちんも大好きな2チームが共にGK最下位で敗退とかどーなってんだ…
欧州勢は各国大会前から色々スキャンダラスなことがあったり、リーグ戦の疲労があったり、南アフリカでの環境に順応できなかったり、またボールの問題もあったりしたんだろうけど、今回はホントに結果が出てない。
思い返せば1994年のアメリカ大会でも気温の問題や「サッカー不毛の地」だからということが、強豪国の不振の理由とされ、2002年の日韓大会でもしょせん極東アジアのサッカー後進国での開催(しかも八百長問題も)だと馬鹿にされ、今回はアフリカでの大会だからってのは、何だか言い訳にも聞こえるが、まあ因果関係がないとも言い切れないからねぇ。
ちなみに欧州強豪勢が不振と言われた1994年、2002年共に優勝したのは「南米の」ブラジルでした。

トーナメント表に戻ると、G組とH組の結果がまだ出てないけど、G組は本命のブラジルと人気のポルトガルに是非とも1、2フィニッシュしてもらいたいし、H組でもスペインは何とか勝ち抜けてきてもらいたいのがサッカー好きとしての本音。
しっかしG組の1位が現在ブラジルで、H組の1位が現在チリなんだけど、このまま行けば南米勢5ヶ国すべてが、GLで1位通過というすごい事態に。
まさに「アフリカのアフリカによる南米のための大会」って感じかな。
今いわれてるアフリカやアジアの出場枠を削る話(今回に限って言えば欧州も)あるけど、確かに南米に6か6.5枠与えてもいい気がする。
まあ次はブラジル大会だし、開催国枠でブラジルが出場する以上、現状維持が妥当かも。
さて、日本の目標のベスト4だけど、俺はまずは「次」に集中して、パラグアイ戦でいいゲームを見せてもらいたいと思ってる。
ひとつひとつ勝っていって、その結果日本がベスト4まで行けるかも知れないし、もしかしたら優勝できるかも知れない(実際はそんな風に思っていないが)
個人的にはずっと言ってるように、日本はベスト16へ進出できただけでノルマは果たしたと思っているし、壮大な公約(目標)を掲げたとはいえ岡ちゃんのことも、そしてもちろん選手たちのことも評価しないといけない、評価すべきだと思っています。
ここから先の戦いはいわばボーナスステージだし、日本という国を世界中のサッカーファンにアピールできる機会でもあるので、余計なプレッシャーを背負わずに楽しんでやってきて貰いたい。
今の日本代表を見ていると、2002年の時のような勢い、盛り上がりをチームから感じるなぁ。
あの時はもっと上へ行けると思って見ていたけど、結局はベスト16止まりだった。
組み合わせだけ見ると、韓国が何だかラッキーな気がする。
むしろベスト4へ行く可能性は日本より韓国の方が高そうだが、さてどうなるでしょう。
俺は両チーム共にいけない方に賭けるけどね。
今って、おスモーさんの影響で賭けとかしちゃいけない時期だっけ?
