夏が嫌いだー、と書こうとすると「夏柿ライダー」と変換されるとか、アリエールイオンパワージェル詰め替え用。
最近また色々と新作が登場したり、しなかったりして、盛り上がったり、盛り下がったりしているというオンラインFPS/TPS業界。
以前に同じようなものを書いた気がするが、読み返してみると1年半も前の事だったので、当時とは情勢も変わっていることだろうし、問題ないでしょう。水曜どうでしょう。大泉洋はあんまり好きじゃあない。
・GUNZWEI(GunZ The Duel)
開発元:MAIET Entertainment
現地運営:Netmarble(CJ-Internet)
(旧) 日本運営:ネットマーブル(CJインターネットジャパン)
(旧) 正式サービス:2005年10月21日~2008年8月8日
(新) 日本運営:ゲームオン
(新) 正式サービス開始:2008年12月17日~
日本に上陸した韓国産FPS/TPSの先駆けといえるタイトル。
スタイリッシュなアクションTPSとして一時期流行り、KS(コリアンスタイル)などの用語を生んだ。
韓国と同じようにネトマが GunZ The Duel として運営していたが、2008年8月にサービス終了。
その後、運営移管を望んだユーザーの声を拾った「再生工場」ゲームオンが GUNZWEI として復活させた。
・スペシャルフォース(Special Force)
開発元:Dragonfly
現地運営:Pmang(NeoWiz)
日本運営:ハンゲーム(NHN Japan)
オープンサービス開始:2006年11月30日~
劣化 CS と呼ばれる韓国産FPS量産ブームの火付け役。
日本でも一般ゲーマー層にFPSを広めた功労者ともいうべきタイトル。
オンラインFPSというジャンルにしては、今までにない数のユーザを集めて話題になる。
その後、韓国と同じように、後発で出来の良い SA にその地位を明け渡すことに。
Gunz と同じく比較的低スペックで遊べることから、多くの厨プレイヤーたちを生んだ。
・ウォーロック(WarRock)
開発元:Dream Execution
現地運営:Nexon
日本運営:Lievo(SeedC)
正式サービス開始:2007年3月8日~
兵科(クラス)を選択可能、陸海空の兵器に搭乗できるという爽快感溢れるFPS。
同じく黎明期に登場した Gunz をデビルメイクライの影響を受けた作品、SF を CS の影響を受けた作品とするなら、こちらは BF の影響をモロに受けた大規模戦がウリのタイトル。
後続の韓国産FPSは CS(というより SF、SA)の影を追う事になるのだが、そういった意味でこのゲームは違い、個性を出せているといえる。
ポータルサイトの「Lievo」は元々テクモとSeedCによる共同運営だったが、2009年3月にテクモが業務提携を解消した為に、現在はSeedCが単独で運営している。
・サドンアタック(Sudden Attack)
開発元:GameHi
現地運営:Netmarble(CJ-Internet)
日本運営:レッドバナナ(ゲームヤロウ)
正式サービス開始:2007年7月26日~
いわずと知れた韓国FPS界の王者。
日本でも今のところ一番プレイヤー数の多いFPS。
人気の秘密は、そこそこの完成度を誇るゲーム性もあるが…
それより開発元の日本法人が直接運営して、熱心に取り組んでいる事が大きい。
定期的なアップデートとイベントの多さ、課金アイテムの有無による有利・不利が少ないところも魅力か。
対戦ゲームの性質上、人が多いところにより人が集まるという事もあり、先行タイトルのアドバンテージは想像以上に大きい。
公認インストラクターに、プロゲーマーのKeNNy氏が起用されている。
・Take Down: The First Mission
開発元:Kama Digital Entertainment
現地運営:Hanbit Soft
日本運営:ハンビット
正式サービス開始:なし
UbisoftのシングルFPS「Tom Clancy's Rainbow Six」シリーズを、韓Kamaが国内向けに制作した「Rainbow Six: TakeDown」というタイトルを元に作られたオンラインFPS。
日本では2007年10月、12月に2度のクローズドβテストを実施したが、その後ハンビット(HUE)は日本のサービス展開の中止を発表。
「ローカライズのクオリティが低い」ことがその理由らしいが、それ以前にゲーム全般のクオリティが低かったと言わざるを得ない。
SA 以後のゲームは何らかの個性がない限り生き残るのは難しいと思われる。
一応ウリは銃器のカスタマイズやハートビートセンサー(位置特定)、ジャマー(センサー妨害)、クレイモア(地雷)などあったが…
・クロスファイア(Cross Fire)
開発元:Smile Gate
現地運営:Pmang(Neowiz)
日本運営:アラリオ
正式サービス開始:2008年5月1日~
他との差別化の為か「潜入型FPS」と銘打っているスニーク系FPS。
一般的な対戦以外にゴーストマッチ(スニーク爆破ミッション)、パンデミックモード(ゴースト感染鬼ごっこ)といったFPS初心者や日本人にウケそうなモードが最大のウリ。
ちなみにこのゲーム、大陸では堂々のナンバー1(同接数100万人以上)FPSタイトルである。
日本での接続者数はその1/1000ほどである事を考えると、日本が可笑しいのか、はたまた中国が可笑しいのか。
・攻速機戦LANDMASS(LANDMASS)
開発元:Way Point
現地運営:HYOSUNG CTX
日本運営:VerX(ベクター)
正式サービス:2008年5月9日~2008年10月31日
パワードスーツ「MO-RATS」に乗って戦う近未来SF風FPS。
よくあるミリタリー系FPSではなく、ロボットシューティングの要素があった異色作だったが…
サービス開始からわずか半年で終了してしまったタイトル。
ゲームのクオリティや採算性の話以前に、デベロッパが解散したという理由だから仕方ない。
颯爽と現れ、颯爽と去っていった姿はまさに攻速だったかも知れない。
・S.O.W(Seven Years Of War)
開発元:CRAZY BOX Entertainment
現地運営:Netmarble(CJ-Internet)
日本運営:ネットマーブル(CJインターネットジャパン)
正式サービス開始:2008年7月16日~
それまでの韓国産FPSより美しいグラフィック、5.1chサラウンドに対応したサウンドなどがウリの、ある意味リアル系FPS。
運営いわく「役割戦術型FPS」とのこと。
ゲームモードなどは一般的なミリタリーFPSと大差ない。
強いて言うなら「兵科」がある点と、「歩けない」が「ダッシュできる」といったあたりが小規模戦FPSの中では珍しいか(CS+BF)。
あとは新しく追加された「リベンジシステム」なるものが変わっていて、同じ相手に複数倒されると、その相手の位置がマップ上に表示されるというもの。
このタイトルは韓国より先に日本でβテストを重ねて、ブラッシュアップしていった経緯があるので、CJIも日本市場に力を入れ出したのかも知れない。
しかし結局ネトマはネトマでしかない。
・OPERATION7 RELOAD(OPERATION7)
開発元:Park E.S.M
現地運営:MGame
日本運営:エムゲームジャパン
正式サービス開始:2008年9月5日~
リアル系のFPSとして完成度の高さから一部では人気がある。
2008年12月にゲームタイトルを OPERATION7 から OPERATION7 RELOAD に変更した。
エイム(精密射撃)やリーン(覗き込み)、ダッシュなどの各種動作が可能な意外と本格的なFPS。
最大のウリは「Weapon Assemble System」と呼ばれる銃器のカスタマイズ。
装備スロットも多く、キャラクターのカスタマイズ性も他のゲームに比べると多少充実している。
しかしやはり SA 以後のタイトルはどこもユーザーを確保する事に苦労している感が強い。
運営の知名度含めて、人が集まりやすい話題性作りが出来ないと厳しい。
・A.V.A(Alliance of Valiant Arms)
開発元:RedDuck
現地運営:Pmang(NeoWiz)
日本運営:ゲームオン
正式サービス開始:2008年12月1日~
2007年の「大韓民国ゲーム大賞」を受賞したミリタリーFPS。
次世代FPS、大作FPSといわれ SA 追撃の急先鋒と目されたタイトル。
「Unreal Engine 3.0」を使ったグラフィック面は、確かにこれまでの韓国製作品の中で最も美しいFPSといえる。
ゲーム内容としては「兵科」と「分隊長システム」あたりが特徴。
前者はポイントマン(近距離斥候系)、ライフルマン(中距離アサルター)、スナイパー(遠距離スナ)の3種。
後者の分隊長は双眼鏡を使った索敵、マップ上にポイントを指定、チャットでの指示などが行える。
また2009年5月には、他のゲームに倣い最大4名まで参加できる「AI CASTLE ROCK」という対BOT戦モード(いわゆるCo-op)も実装されたので、協力プレイ好きな日本人にはウケそうである。
・ペーパーマン(PaperMan)
開発元:Gravity→Cykan Entertainment
現地運営:Cykan Games Korea
(旧) 日本運営:サイカンゲームズ
(旧) オープンβテスト:2008年3月13日~2008年3月31日
(新) 日本運営:ゲームポット
(新) 正式サービス開始:2009年2月12日~
元は「RO」で有名なGravityが開発していたが、会長がGravityを離れ、新しくCykanを設立した際に共に移ったタイトル。
キャラクターが「紙」という斬新な発想のカジュアル系FPSとして注目される。
日本ではサイカンゲームズが2007年末からCBT、OBTを敢行していたが、サイカンの親会社(100%出資)のコムシードがオンラインゲーム事業からの撤退を決め、2008年3月をもってサイカンを解散し、ペーパーマンの運営権を手放す。
その後、「再生工場」ゲームポットが運営権を獲得し、正式サービスまで漕ぎつけている。
キャラクターのかわいい見た目やポップな雰囲気の世界観の割に、中身は良くも悪くも普通のFPS。
有名声優を起用したキャラボイスや、装備品(アバター)の着せ替えがウリ。
低年齢層、女子、RO厨・パンヤ厨をはじめとする萌えヲタなど、普段FPSをやらない層にアピールできた為か、後発組の中では比較的ユーザー数が多い。
・ブラックショット(BLACK SHOT)
開発元:Vertigo Games
現地運営:Ntreev Soft
日本運営:MK-STYLE(シーアンドシーメディア)
正式サービス開始:2009年6月29日~
韓国では「パンヤ」でお馴染みのNtreev(親会社がSKテレコム)が運営している近未来系のFPS。
グラフィックには「Gamebryo」エンジンが使われている。
近頃のオンラインFPSでは必須コンテンツになってきた「Co-opモード」が用意されており、最大4人のチームを構成してNPCから拠点を守る協力プレイが楽しめる。
そしてこのゲームの最大の特徴は、なんといっても「パートナーシステム」。
パートナーを組むと、相手の視野が小さな枠で互いに表示されるパートナービューが使えるようになる。
またアイテムの受け渡しが可能な点やリスタート時間が短縮される、パートナーを殺した相手へのリベンジを成功させるとボーナスが貰えるなどのメリットがあり、ツーマンセルプレイが推奨されている。
あとは武器やキャラクターに成長要素もある。
日本ではポータルサイト「MK-STYLE」を運営するC&Cメディアが運営権を獲得。
CBTが5月14日から5月18日まで、OBTが6月18日から6月29日まで行われた後、即、正式サービスが開始された。
・CODE NAME STING(STING)
開発元:YNK Games
現地運営:YNK Korea
日本運営:GAMECOM(YNK JAPAN)
正式サービス開始予定:2009年夏
Valve Softwareの「Source Engine」を使っているというグラフィック面は、そこそこで悪くはない程度。
このゲームの特徴は何といってもその舞台設定にある。
北朝鮮でクーデターが発生し、総書記が失踪。
6カ国協議の参加国がそれぞれ特殊部隊が北朝鮮に送り込むというトンデモ設定。
キャラクターとして選べるのは、北朝鮮軍「朝鮮人民武力部偵察局」、日本軍「SAT」、アメリカ軍「グリーンベレー」、ロシア軍「ヴィンペル」、韓国軍「707特任部」、台湾軍「憲兵特殊部隊」の6つ。
6カ国協議メンバーのはずなのに、人民解放軍(中国)ではなく、中華民国国軍(台湾)なのは謎だが。
各国キャラクターごとに特殊技能(パッシブスキル)がある。
また「AIシステム」はPCが数が足りない場合や、一人もしくは仲間と練習したい場合にAI(BOT)と戦うことができるというもの。
AIは強さのレベルも4段階に設定可能で、経験値も稼げる。
日本では6月25日から6月29日までCBTが行われ、OBTは7月10日より開始予定。
プロデューサーとしてプロゲーマーのHac氏が起用されている。
・戦場のカルマ(KARMA2)
開発元:Dragonfly
現地運営:Dragonfly
日本運営:ハンゲーム(NHN Japan)
正式サービス開始予定:2009年夏
韓国産FPSの元祖といわれる「KARMA Online」の続編。
KARMA は SF の一世代前のタイトルで、韓国では2002年(SF は2004年)からサービスが行われていた。
今や韓国でも大手のデペロッパに成長したDragonflyの新作FPSという事もあり、グラフィック面も過去の2タイトルに比べて、遥かに良くなっている。
舞台は第二次世界大戦下の東欧戦線(ドイツ軍vsソビエト軍)というミリタリーFPS。
内容としては兵科が4種類(突撃兵、狙撃兵、分隊支援兵、重火器兵)あり、変更も可能。
また銃弾を素早い動きで避ける「ダッキング」なる動作もあるらしい。
日本では SF での繋がりが深いハンゲが運営権を獲得。
2009年7月22日からCBT、8月18日からOBTを実施予定。
・カウンターストライク オンライン(Counter-Strike Online)
開発元:Nexon, Valve Software
現地運営:Nexon
日本運営:ネクソン
正式サービス開始予定:2009年中
世界で最も遊ばれたFPSともいわれる Counter-Strike の名を冠するリアル系FPS。
CS1.6 をベースに、グラフィックスやシステム面では CS:CZ の要素を加えて作られたタイトル。
Valveとの共同開発という名目だが、実際はネクソンが提供されたリソースから自社で開発し、Valveはサポートという形になっている。
元祖 CS のオンライン版(元々オンラインだが)という事、基本的にテロリストと対テロ特殊部隊の戦いという設定は変わらない。
アジア各国をターゲットとしている為、例えば日本の特殊部隊(SAT)なども追加するとのこと。
システム面でいえば、最大32人対戦出来る点は魅力的か。
人数が足りない場合や対戦相手として「BOTシステム」(AIプレイヤー)も用意されている。
あとは話題の「ゾンビモード」もあるので、普通の撃ち合いに飽きたプレイヤーにはもってこいだろう。
日本では7月8日からCBTを行う予定。
知名度は抜群、期待度は上々。成功するかどうかはネクソンの手腕にかかっている。
・鉄鬼(METALRAGE)
開発元:GameHi
現地運営:GameHi
日本運営:レッドバナナ(ゲームヤロウ)
正式サービス開始予定:2009年夏
舞台は2070年代、利権と支配のために武力衝突する3大勢力の紛争を描いた近未来メカニックTPS。
Sudden Attack の成功で大きく躍進し、今や開発だけに留まらず、パブリッシング(ゲーム運営)の方にも力を入れているGameHiの意欲作。
自社開発、自社運営、そして日本でも子会社のゲームヤロウを通して直接サービスを手がけるつもりらしい。
現地でのタイトルは METALRAGE だが、日本では 鉄鬼 と名前を変えている。
選択できる機体(クラス)は8種類。
現在のところ日本では、軽武装機「VANGUARD」、突撃機「DUAL」、狙撃機「BLITZ」、整備機「VELOX」の情報が公表されている。
ロボ好きをターゲットとしている為に、武器やパーツなどカスタマイズ要素は豊富。
新作らしく最大32人(16vs16)の大規模対戦ができる点も魅力的。
巨大なボス機体を倒すレイド風の対戦「ボスバトル」などのモードもある。
今夏中にCBT、OBT、そして正式サービスという一連の流れで進めることが予定されている。
ミリタリー色の強いリアル系FPSに食傷気味の人間が多い中、日本人に多いメカスキーを狙った作品であり、また「SAの」ゲームヤロウが運営を手がけるということで、なかなかの期待感を持たせるタイトルではなかろうか。
俺的予想
◎ サドンアタック
○ カウンターストライクオンライン
▲ 戦場のカルマ
△ ペーパーマン
× 鉄鬼
