2009/04/09

three based fishing

ACL2009グループステージ 第3試合(4月7日、8日)結果
→第2試合の結果はこちら。


-グループA

アル・ヒラル 2-1 アル・アハリ
Home得点者:32' Yasser Al-Qahtani、90' Mirel Radoi
Away得点者:12' Ahmad Khalil

ひとこと:ロスタイムのPKによってヒラルが劇的な逆転勝利。これでヒラルは3試合負けなし、勝ち点5のGL2位。
前節に続くゴールのラドイは現役ルーマニア代表。アル・カフタニは前回紹介したとおり、2007年のアジアMVPでありサウジ代表のエース。
そしてカリルは若干17歳ながらアル・アハリの10番(とUAEの将来)を背負う逸材で、去年のU-19AFCユース得点王&MVP、そしてユース年代のアジアMVPとタイトル総なめ! アル・アハリの9番、バレーたんは未だ不発。


サバ・バッテリー 0-2 パフタコール
Home得点者:なし
Away得点者:56' Zaynitdin Tadjiyev、64' Farhod Tadjiyev

ひとこと:パフタコールがアウェイで鯖バッテリーをあっさりと破り、3試合で勝ち点7ポイント獲得。堂々のA組首位でGL突破が見えてきた。
ベテランFWのZ・タジエフはこれで3試合連続ゴール中とノリノリ。そしてF・タジエフもゴール。ちなみに先日のカタール戦でハットトリックの活躍をしたのは後者で、まだ22歳だけどウズベク代表不動のエース・シャツキフに迫る急成長っぷりの若武者。西欧のクラブへ"昇格"できる可能性のある選手。



-グループB

ペルセポリス 3-1 アル・ガラファ
Home得点者:36' Maziar Zare、45' Ibrahima Toure、47' Alireza Vahedi Nikbakht
Away得点者:69' Fernandao

ひとこと:前節まではシャルジャを除く三つ巴となっていたB組。今回ペルセポリスとシャバブ(サウジ)の勝利で、ガラファは後退してしまった。
ザレは将来を嘱望される24歳のイラン代表MF。トゥーレはセネガルのユース代表歴のある23歳の長身アフリカンストライカー。ニクバクトはペルセポリスが誇る10番でドリブル、左足のシュート、ヘディングありと得点力の高い28歳の長身イラン代表MF。
一方のフェルナンドンはフランスリーグで活躍した長身のベテランFW。セレソン歴もあり、アラウ神と共にガラファが誇るA級ブラジルコンビ。


シャルジャ 1-3 アル・シャバブ(KSA)
Home得点者:12' Anderson Barbosa
Away得点者:21' Nasser Al-Shamrani、42' Abdoh Otaif、49' Marcelo Camacho

ひとこと:UAEのシャルジャはホームでもあっさり逆転負けをくらい、これで3連敗。早々に敗退濃厚に。勝ったシャバブは勝ち点7ポイントでペルセポリスと並び、かなり有利な状況に。
ゴールを決めたアンデルソン……調べてみたけど、シャルジャの10番でブラジル出身のストライカー、というとこぐらいしかわからず。アンデルソン・ジ・カルバーリョ・バルボサだとするともう35歳ぐらいの大ベテランのはずだけど、同一人物かは不明。
これが2ゴール目のナセルはシャバブのエースストライカーでサウジ代表歴もアリ。オタイフはサウジ代表の小柄(167cm)なMF。マルセロ・カマーチョはCFZ出身で中東クラブ渡り歩き系のブラジル人MF。



-グループC

アル・ジャジーラ 0-0 アル・イテハド
Home得点者:なし
Away得点者:なし

ひとこと:アウェイをスコアレスドローに持ち込んだ"本命"イテハドが負けなしの首位(勝ち点7ポイント)。数ある中東の金持ちクラブの中でも、最もブランド力があるとも言われる彼ら。今年こそは勝ち上がって来るかな。
アル・ジャジーラは勝ち点2(得点はわずか1)で、少し厳しい。


ウム・サラル 1-0 エステグラル
Home得点者:67' Fabio Cesar
Away得点者:なし

ひとこと:ホームのウム・サラルが1点を守って勝利。アル・ジャジーラには負けたが、他の2試合で勝ち、現在GL2位。意外といえば失礼かも知れないが、カタールのクラブにしては頑張ってる。
ファビオ・セザールはブラジル出身の30歳のMFで、エメルソンと同じくカタールへ帰化したブラジル人選手の一人。イタリア(ナポリ)でのプレイ経験もあるカタール代表の秘密兵器。マグノさんは、ここまでACLでは得点なし(アシストはあるけど)。
イランのエステグラルは勝ち点1で、GL突破の為にもう後がない…



-グループD

ブニョドコル 2-2 セパハン
Home得点者:27' Shavkat Salomov、74' Bakhtiyor Ashurmatov
Away得点者:45' Hadi Aghily、60' Emad Mohammed

ひとこと:前節で4クラブすべてが勝ち点3ポイント同士、1勝1敗で横一線に並んだD組。前評判では2強と目されたブニョドコル(旧クルフチ)とセパハンの対決はドローで、両者痛み分けに。
サロモフはウズベク代表経験もある23歳の若手FW。アシュルマトフはブニョドコルの守備陣の要で、ウズベク代表のベテランCB。
アヒリィはイラン代表の長身CB。エマド・モハメドはカタールやイランのクラブを渡り歩いた26歳のイラク代表FW。小柄(170cm)だけど代表でもセパハンでも絶対的な点取り屋。


アル・イティファク 4-1 アル・シャバブ(UAE)
Home得点者:7' Prince Tagoe、16' Saleh Bashir、67' Saleh Bashir、82' Prince Tagoe
Away得点者:45' Adel Abdullah

ひとこと:ブニョドコルとセパハンが分けたため、GL首位に立ったのは大量得点で勝ったイティファク。このまま伏兵(サウジリーグ4位で出場)がD組1位で突破するのか。
2ゴールのサレー・バシルはサウジ代表経験もある26歳のFW。同じく2ゴールを挙げたFWタゴエは22歳のガーナ代表のビッグマン(188cm)、名前が王子。
シャバブ(UAE)のアデル・アブドゥラさんは存じ上げません。



-グループE

蔚山現代 1-0 北京国安
Home得点者:69' 呉章銀
Away得点者:なし

ひとこと:ここまで2連敗で早くも脱落と思われていた蔚山がホームで意地を見せた。
チャンこと呉章銀は高校時代とプロでの1年間を、日本(FC東京)で過ごした変り種のハイブリ韓国人MF。帰国後着実に成長しており、北京五輪代表、A代表でも活躍している23歳のボランチ。
蔚山の勝利でE組は大混戦になり、4クラブともにGL突破の可能性が…


名古屋グランパス 1-1 ニューカッスル
Home得点者:65' 玉田圭司
Away得点者:9' タレク・エルリッチ

ひとこと:タマちゃんの同点FKは見事だったけど、名古屋は勝たなければいけない試合だったんじゃまいか。現在勝ち点5で首位、といっても勝ち点2差の中に4クラブがひしめく状況で、E組は死のグループと化してきた。しかも名古屋は残り2戦がアウェイゲーム、ホームの相手も蔚山だし、どうなるかまだまだわからない。
ジェッツのエルリッチは五輪チームでもSBやSHをこなした22歳の若き右ウインガーで、A代表定着が目標。



-グループF

ガンバ大阪 5-0 スリウィジャヤ
Home得点者:40' レアンドロ、44' レアンドロ、51' OG、51' 山口智、67' 安田理大
Away得点者:なし

ひとこと:1点目を獲るまでに時間がかかり過ぎたし、5ゴール獲れたとはいえ、正直少し物足りなかった。まあ相手の守備の頑張り、特にGKは褒めるべきだなぁ。東南アジアといえばキーパーのレベルが低いっていうイメージがあったけど、彼はかなり当たってた。
レアンドロは2ゴール追加で、得点ランキングトップを独走。また3連勝で勝ち点9ポイントは全てのグループの中でガンバだけ。一応去年のアジア王者の面目躍如と言ったところだけど、内容がもう少し上がってこないとリーグもACLの次のラウンド以降もかなーり心配。
スリウィジャヤは3試合で14失点とフルボッコ。東アジアの3強とのゲームをいい経験にして、頑張っていって欲しい。


山東魯能 2-0 FCソウル
Home得点者:54' 呂征、72' 韓鵬
Away得点者:なし

ひとこと:初戦でガンバに3-0で負け、少し力が落ちるかと思われた山東だったけど、その後連勝。しかもホームとはいえ強豪ソウルを完封したのは見事。これで得失点の面でも2位争いのライバルとなるソウルに差をつけた。
呂征は24歳の長身FW。北京五輪代表にも選ばれてたけど、コーチ(賈秀全!)とケンカしてメンバーから外されるなど、ちょっと問題のある選手。前節に続いてのゴールを挙げた中国代表の韓鵬も調子がいい。
負けたソウルは厳しくなったが、次がホームで山東とやれるのでここでの勝利が必要。もし引き分けや負けた場合は、まさかのGL敗退も。



-グループG

上海申花 2-1 水原三星
Home得点者:18' ヤンコ・ヴァルカノフ、76' ヴァチェスラフ・フレブ
Away得点者:65' 李瑋峰

ひとこと:2連勝中だった水原を止めたのは賈秀全率いる上海。これでG組もすごい事になって来た。勝ち点6ポイントで3クラブが並ぶという結果に…
ヴァルカノフはブルガリア代表歴もある26歳のCB。同じく26歳のフレブは、ブンデス経験もあるベラルーシ代表のストライカー、と上海の外国人はレベルが高い。
鹿島戦以来の2ゴール目を決めた水原の李瑋峰は色々とあって韓国へやって来た"大物"選手。中国代表の壁として日本での知名度も高い。


アームド・フォース 1-4 鹿島アントラーズ
Home得点者:26' ハフィズ・オスマン
Away得点者:23' 本山雅志、43' 内田篤人、47' 大迫勇也、90' 青木剛

ひとこと:この混戦を最も喜んでいるのが鹿島。G組唯一の"格下"シンガポール・アームド・フォースを一蹴。どこからでも獲れるゴール、大迫の2試合弾、と明るいネタが多いが本当の戦いはこれから。
SAFは二人の日本人選手がいて話題にはなったが、残念ながら3強1弱の図式が当てはまる。



-グループH

セントラルコースト 0-5 川崎フロンターレ
Home得点者:なし
Away得点者:7' チョン・テセ、21' 谷口博之、36' ジュニーニョ、48' 中村憲剛、70' レナチーニョ

ひとこと:ガンバや鹿島も大量点での勝ちだったけど、川崎の場合は少し驚いた。マリナーズはここまで2分けの成績でそこまで力の落ちる相手とも思わなかったけど、早い時間帯にテセがヘッドを決めたのが大きく、思わぬ大差に。ハマるとやはり攻撃力の高い川崎はこれでGL突破にかなり近づいた。
一方のマリナーズは、2位の浦項に離されない為にも次のアウェイ川崎戦でなんとか勝ち点を奪わないと厳しい。


浦項スティーラース 1-0 天津泰達
Home得点者:68' 黄辰成
Away得点者:なし

ひとこと:ここまで2分けだった浦項がホームで1-0で逃げ切り。これで勝ち点5ポイントのGL2位、川崎との勝ち点2差。
ゴールは8番の黄辰成で、代表歴はないけど高卒で浦項に入団後レギュラーに定着してる24歳のMF。
敗れた天津は勝ち点1の最下位で突破は苦しそう。


次の試合は4月21日、22日。




2009年ACL得点ランキング(グループリーグ予選・第3試合)

6点 レアンドロ(ガンバ大阪)ブラジル

3点 ザイニディン・タジエフ(パフタコール)ウズベク代表
3点 サレー・バシル(アル・イティファク)サウジ代表
3点 エドゥ(水原三星)ブラジル

2点 ミレル・ラドイ(アル・ヒラル)ルーマニア代表
2点 アラウージョ(アル・ガラファ)元ブラジル代表
2点 アリレザ・ニクバクト(ペルセポリス)イラン代表
2点 マルセロ・カマーチョ(アル・シャバブ/KSA)ブラジル
2点 ナセル・アル・シャムラニ(アル・シャバブ/KSA)サウジ代表
2点 ヒシャム・アブシェルアン(アル・イテハド)モロッコ代表
2点 アンヴァリオン・ソリエフ(ブニョドコル)ウズベク代表
2点 プリンス・タゴエ(アル・イティファク)ガーナ代表
2点 サショ・ペトロフスキー(ニューカッスル)豪州代表
2点 金致佑(FCソウル)韓国代表
2点 鄭助國(FCソウル)韓国代表
2点 ミリアン・ムルダコビッチ(山東魯能)セルビア
2点 韓鵬(山東魯能)中国代表
2点 李金羽(山東魯能)中国代表
2点 クロード・ヌゴン・ジャム(スリウィジャヤ)元カメルーン代表
2点 大迫勇也(鹿島アントラーズ)日本
2点 李瑋峰(水原三星)中国代表
2点 エルナン・バルコス(上海申花)アルゼンチン
2点 レナチーニョ(川崎フロンターレ)ブラジル