2009/06/14

Bubble Possible

ブラウザ三国志。


ここ3日ほどで引いたブショーの皆さん。



蘇飛

4人目はまたまた地味武将、蘇飛(そひ)さん。
一部ニコ厨の間でも人気らしい、蘇飛です。
地味といっても甘寧との感動エピソードがあるので、けっこう有名な方。
海賊あがり(実際は侠客)なので当時の上司・黄祖(劉表配下の江夏太守)に重用されないでグレてた甘寧さん。
彼を慰めたり、仕事を与えたりして、最終的には孫呉へ移籍させてやった恩人。
まあいくらこの時代とはいえ、元893なんて信用できないよね、普通。
性格も粗暴でかなり問題児だったらしいし。
そういう意味じゃ黄祖はイジワルしてたわけじゃないんだ。
実際荊州組の中じゃかなり活躍してた将だし。
ただ人の上に立つ者としては、ちょっと器が小さかったかも知れない。
それ以上に孫パパ(孫堅)を殺したことで、悪人イメージが強いのよね。

ああ、イカン蘇飛の話だった。
んで、蘇飛の深イイ話はその後に続いていて、結局孫権軍によって江夏は落とされ、黄祖は殺されて、蘇飛は捕まり処刑……
となるところを、昔の恩義を忘れてなかった甘寧の必死の嘆願によって、命を救われ呉の武将に。
生い立ちや過去の行い、肩書きなんかよりその人の性質や能力を見抜いて目をかけてやった蘇飛さんは偉いっちゅーお話。
今回はこの調子で長話ばかりするぞっと☆

このゲームではどうかと言うと…能力値的には微妙。
兵科が「弓兵」なのに、なぜかスキル「剣兵の進撃」だし、意味なーいじゃん的な香りが。
スキル合成用ってことなのか。
良いところを挙げるとすれば、一応武官にしては知力が8と高めかな。
今の我が軍の中では周瑜に次いで高いので、彼が出兵&治療してる時の内政担当役にはなる。






李傕

続きまして、董卓配下の李傕(りかく)さん。
うお、またまた悪人来た!
いや蘇飛は悪人じゃなかった、黄祖とゴッチャに…
とにかくコイツは紛うことなき悪役っすね。
略奪、虐殺、凌辱の限りを尽くしたといえばわかりやすい。
元々董卓さんの西涼軍はそういったノリの人たちの集まりなんだけれども。

ある時、王允の謀反でボスの董卓が呂布に暗殺されてしまうんです。
大きなカリスマを失った元董卓軍の皆さんはアワワーッとなり、王允さんは残党を追い出したり、元同僚を仲違いさせたり、引き抜いたりして頑張ります。
このまま王允チームが天下を握るのかと思われたんですが、そこへ元董卓軍10万余を集めて、首都・長安へ急襲をかける新リーダーの姿が!
それが李傕さん(と相棒の郭汜さん)。
王允チームの抵抗むなしく長安は陥落し、王允さんは殺され、呂布君は命からがら都から逃げ出します。
これで天下(都と天子様)を手中に収めることになる李傕&郭汜。
李傕ってやるジャン!とお思いでしょうが、この頃の彼の傍には軍師の賈詡がいたんですよね。
そりゃ強いよね~、やるよね~。リカクの元にカクがいるんだもんね~。

そんなこんなで天子(皇帝)がいるから俺ら怖い者なしDAZEで、相変わらず好き勝手やってた悪人コンビ。
呂布も逃げたし、馬騰軍とか劉焉一派とか政権狙って刃向かうヤツらを倒しちゃったし、優等生組の曹操とか袁紹はこっちに近づけなくしてるし。
まさにメシウマ状態。

そんなやりたい放題の彼らにも、いずれ終焉の時が訪れることに。
悪が栄えた試しなし、かどーかは知らないが、とにかく彼ららしい結末が。
敵なしのはずだったんだけど、ちょー仲良しの李傕と郭汜がケンカしてしまいます。
長安を真っ二つに分けた戦争に、都もどんどん荒れていくばかり。
そして彼らの軍勢もどんどん疲弊していって、「アレ俺ら何で争ってるんだっけ?」と我に返る。

争いの原因は天子様の取り合い、ということで天子を手放そうと思い込まされた二人でしたが、やっぱり天子がいなきゃ牛耳れないじゃんと気付き、取り戻そうとするけど後の祭り。
結局、天子様には元の都・洛陽へと逃げられ(後に天下を牛耳る男の手に)、後ろ盾を失った李傕さんたちは段々と没落していく。
そして最期は山賊にまで落ちぶれた後、天子様の側近に殺されてTHE END。
悪党には悪党の報いがある、とね。

蛇足ですが、この李傕と郭汜。元々何で争うようになったか知ってますか?
幼馴染でめちゃ仲が良かった2人が二頭体制を維持出来なくなった発端は、実は郭汜の奥さんが原因なんです。
ひとことで言うと「女の嫉妬」。
まあ李傕と郭汜はアチコチで悪さしてて、とにかく女性関係もそりゃもー派手だったでしょう。
男は殺す、女は犯すが董卓軍の基本ルールだったので当然とも言えるんですが。
そんなわけで仲良しで兄貴分の李傕さんは郭汜さんに妾を与えているんじゃないかと、郭汜の奥さんは疑い始めます。
わかりやすく現代風に言うと、奥さんにとって李傕は「二人で風俗通いをしてるばかりか、自分の旦那(郭汜)に愛人を世話して、マンションに住まわせてる馬鹿社長」といった感じだったんです。
いくら賊軍あがりな梟雄とはいえ、旦那は天下を握る将であり、自分はその正室。奥さんも我慢なりません。
そして、李傕さえいなくなれば旦那が一人で牛耳れるわ、浮気グセもなおるわ、ブランドバッグは買い放題だわ、といいことだらけ。
こう考えた郭汜のワイフは、李傕から送られた食べ物の中に毒のようなモノ(偽物だから安全)を混ぜ、それを旦那が食べる直前に気付いたフリをして取り出してみて、こう言いました。
「一個の巣に二羽のオス鳥は住めませんわよ、貴方!」

こうして李傕が自分を亡き者にしようと思っていると勘違いした郭汜は、嫁の進言どおり李傕と争うようになっていきます。
いや~女は怖い。女の嫉妬はもっと怖い。
浮気は程々に、っていうエピソードでした。
そして…李傕ごときで…語りすぎたわけで……。

ゲームの話をすると、予想どおりの騎兵で、コスト2.0、まあ強くはない。
スキルが意外に攻撃タイプじゃなく、防御タイプの「騎兵防御」なのはちと納得できんが。
そして知力が2って低すぎ……妖術師じゃなかったのか(by龍狼伝)。
彼は妖術とか鬼神とか巫女とか所謂「オカルト」的なものが大好きで、随分のめり込んでいたっていう話だからね。
まあ強いて言えば李傕の方がちょい武力型、郭汜の方がちょい知力型っていうのが一般的なイメージなのかも。






孫翊

6人目は孫家の三男坊・孫翊(そんよく)さん。
あの孫堅の息子で兄貴は孫策、孫権。
性格は長兄の小覇王・孫策似らしく、勇猛果敢で将来を嘱望された若武者だった…
んだけど、二十歳の時に配下の辺洪、嬀覧、戴員3人組に暗殺されてしまう。
まあ配下っていっても元々敵の将を滅ぼしてその部下を仲間しただけで、忠誠度は低かったのよね。
時代で言うと204年頃で、ちょうど孫策が死に孫権政権になった後で、赤壁の戦いのちょっと前。
少し性格に難があったようで…演義では酒好きで酔うと部下を鞭打ったりしたといういかにもなキャラになっています。

嬀覧と戴員は悪いヤツらで辺洪一人に罪をなすりつけ、彼を捕まえて死罪に。
そして孫翊の軍勢を自分たちの部下にしたり、侍女やら妾を手篭めにしたり。
さらにそれを咎めに本国からやって来た廬江太守の孫河さんを殺して、曹操側の寝返ろうとしたり。
そこで、立ち上がったのが孫翊の奥さんの徐氏。
この未亡人は美貌の持ち主とも言われ、一説にはこの奥さんをモノにしたいが為に、嬀覧たちは孫翊を殺したとも。
当然嬀覧は徐氏にも手を出してくるんだけど、この奥さんはかわいいだけじゃない!
賢く、そして勇気があった。

「喪に服すからしばらく待って欲しい」と貞操は守りつつ、その間にリベンジの用意を進める。
法事の準備と偽って人を集め、夫・孫翊の腹心たちに事の真相と復讐劇のシナリオを告げた奥さん。
そして、その時歴史が動いた。
嬀覧に「喪が明けたので、屋敷に来てくださって構わないわよ」と伝えると、やっと未亡人を抱けるぜとイソイソとやって来たところを、腹心たちに討ち取らせた。
さらにもう一人の首謀者・戴員のところにも手勢を送り、これも処刑。
徐氏の活躍によって、見事裏切り者2人に復讐を果たすことに成功。
孫呉ではこの徐氏の勇気ある仇討ちが人々の賞賛を受けたとのこと。
今回もまた女性の逸話だったけど、一応三国志に書いてある本当の話なんですよね。

さて、孫翊君。
能力的にはちょっとイメージと違って、残念な感じに…
ただコストが1.5なので、意外と使いやすい。
しかも優秀なスキルの「豪傑」持ちなのも魅力。
兵科問わずなので、強い武将にスキルつけるとすごくなりそう。
ちなみにこのスキルは武将のコストによって変化する。

・豪傑Lv1 (係数15)
コスト1.5→攻撃力22.5%上昇
コスト2.0→攻撃力30.0%上昇
コスト2.5→攻撃力37.5%上昇
コスト3.0→攻撃力45.0%上昇

・豪傑Lv2 (係数17)
コスト1.5→攻撃力25.5%上昇
コスト2.0→攻撃力34.0%上昇
コスト2.5→攻撃力42.5%上昇
コスト3.0→攻撃力51.0%上昇

Lv1のコスト1.5と2.5は実際見たけど、あとの二つは予想値。
2.0は周倉がいるから、そのうち確かめてみる。
3.0で豪傑スキル持ちの武将はいないっぽいので、合成しないとわからないかな。
詳しい武将データはこちら(zipでくれ→こちら)。






雷銅

最後は蜀の雷銅(らいどう)さん。
葛葉ライドウじゃない方の雷銅。
雷銅といえば結構猛将のイメージだけど、実際は漢中攻防戦の話にしか書かれていない(しかもそこで全滅し、雷銅も死亡)。
そもそも元劉璋配下って話も演義にしか載っていないのよね。
ただオールドファン(光栄三國志世代)にはやっぱり、武力高くて使える人って感じだよねぇ。
演義では張郃に、正史では曹洪(と強端)に殺される単なる「やられ役」な割に、なぜか評価が高い。
ゲーム的にバランサーの役割(蜀の武力型武将が足りない)をコーエーにやらされてると思うのです。

ブラウザ三国志でもなかなか真面目そうな外見といい、ほぼイメージどおりか。
コスト2.0で攻撃、防御、知力すべてに可もなく不可もなく、槍兵でスキルも「槍兵の進撃」と、まあ普通です。
すごく…普通です……。